事務所概要
長崎から、海外展開できます
わたしたちの事務所の目的は、地方から海外に挑戦する
中小企業のみなさまがその準備段階から本当に使いやすい
と感じられる法律サービスを提供することです
最初から準備できている会社はありません
「地方にあるのに海外展開なんて」とお考えの方も多いかもしれません。しかし、大都市ではなく地方だからこそ、東京や大阪にはない魅力的な商品やサービスがあります。地方には海外でも十分に勝負できるだけの技術やブランド力がある企業がたくさんあります。それでも「海外展開」がどこか遠い話のように聞こえるのは、国内の身近な課題も十分クリアできておらず、「まだその時ではない」と感じている企業が多いからではないでしょうか。
準備段階からの徹底したサポート
私たちの事務所は企業の海外展開だけをサポートする事務所ではありません。将来、海外に出て自社の商品やサービスを世界に向けて売りたいと考えている中小企業の国内の課題解決からサポートすることで、そうした企業が自社の強みに気付き、世界に挑戦できるという自信を持っていただくというのが私たちの事務所の仕事です。
私たちのこだわり
1.地方にある中小企業の皆様が使いやすい
サービス・メニューをご用意しました
わたしたちの主なクライアントは海外に挑戦する地方の中小企業の方々です。このようなお客様にとって本当に使いやすい事務所であるために、私たちの事務所ではサービス・メニューも独自のものをご用意しております。
たとえば、売掛金の回収は中小企業の多くが抱える問題の一つですが、弁護士に依頼して解決する会社はむしろ少数派です。私たちの事務所では、お客様にとって身近な問題である売掛金の回収について、着手金不要の成功報酬型の売掛金回収サービスをご用意しました。また、社内に長年手つかずになっている法的な課題を、1ヵ月、3ヵ月と期間を区切って集中的に解決してもらうための月額制メール相談サービスもございます。地方で特に深刻な中小企業の事業承継問題に対応するための月額制事業承継サポートも提供しております。売掛金の回収などの身近な課題はもちろん、事業承継、知財法務、そして海外展開や外国企業との取引に必要な英文契約書の作成まで、地方にある中小企業が直面する様々な課題に対応できるように、お客様のニーズに合わせたサービスを提供する。これが私たちの事務所のこだわりの一つです。
2.相談に要するお客様の時間や労力を最小化するために
積極的にあたらしいテクノロジーを取り入れています
私たちの事務所は東京や大阪などの大都市ではなく長崎という地方都市にあります。長崎にある事務所と聞くと何となく昔ながらのやり方で運営している法律事務所というイメージを持たれるかもしれません。また、相談に行くのに不便と思われる方もいるでしょう。
確かに地方に事務所があることはデメリットもありますが、新しいテクノロジーを利用することで大都市にある一般的な事務所よりもむしろ相談対応や業務の効率化を図ることができます。たとえば、私たちの事務所では相談者様に事務所にお越しいただいて行う面談による法律相談だけでなく、Zoomなどのウェブ会議システムを使った相談やメール相談にも対応しております。
長崎には五島、壱岐、対馬などの島嶼部が多くありますが、こうしたウェブ相談などを使うことで各地の企業の方々が自社にいながらにして弁護士に相談することが可能です。これは長崎だけでなく県外からのご相談の場合にも当てはまります。裁判手続など案件対応中のクライアント企業との打合せもこのような遠隔でのやりとりを積極的に利用しておりますので、相談のための時間や労力等を最小化することが可能となります。
3.ご依頼前に費用の総額がわかりやすい
明朗な料金体系を採用しております
他の事務所と比較していただければわかりますが、私たちの事務所はいわゆる「格安」のサービスを売りにした事務所ではありません。それはクライアント企業に満足いただけるサービス水準を維持できる価格設定にしているためです。私たちがこだわるのは料金の「安さ」ではなく料金体系の「わかりやすさ」とサービスとしての「使いやすさ」です。
従来の法律事務所の料金体系はとてもわかりやすいとは言えないものでした。ウェブサイトで掲げられている料金表を見たことのある方であれば、「着手金〇〇万円から」、「事案により増額」、「詳しくはお問合せください」のような記載がいかに多いかお気づきになるはずです。高級な寿司屋や料亭というなら話はわかりますが、弁護士のサービスはあくまでも企業が業務の一環として利用するものです。会社にとって具体的にいくらコストがかかるのかは最も重要なポイントのはず。そこがあいまいなサービスが「使いやすいサービス」のはずがありません。
私たちの事務所では、案件処理のために弁護士にかかる費用の額がご依頼前に明確にわかる料金体系を心がけております。たとえば、裁判手続の代理など多くのサービスで着手金の額を一律にしているのはその一例です。また、着手金と成功報酬とは別に裁判期日に出頭した場合などに別途日当を請求する事務所もありますが、手続がどれだけ長引くか事前にはわからないため、案件終了時に予想外に高額の日当を請求されてしまうというケースもありました。私たちの事務所では、こうした日当を全面的に廃止することでご依頼時に費用の総額を予測しやすくしております。
弁護士からごあいさつ
「長崎なのに」ではなく「長崎だからこそ」
世界で戦える地方の中小企業を
同じ目線からサポートしたいと考えました
長崎弁護士会所属 谷 直樹
「どうして長崎なんですか?」
2018年に長崎で法律事務所を開いて以来、色々な人から同じ質問を受けます。「どうして長崎なのに国際法律事務所なんですか」
北海道出身。東京で3年間企業法務を扱う弁護士として働いた後、国連の機関で2年間勤務しました。その後、法律事務所を開いたのが長崎です。地縁もつてもない土地でした。それに、国際事務所というと東京や大阪、九州であれば福岡などの大都市にあるのが一般的です。「なぜ長崎?」と疑問に思われるのは当然 かもしれません。
世界に通用する「長崎」というブランド
しかし、私にとっては、「長崎なのに」ではなく「長崎だからこそ」でした。台湾や香港のデパートや街のお菓子屋さんを覗くと、「長崎は一つのブランドだ」ということがよくわかります。カステラは「長崎蛋糕」(=長崎ケーキ)の名前で知られていますし、長崎産のイチゴを使ったフルーツタルトが高級品として売られています。長崎各地には、小さな企業やお店が生産・販売していながら、世界で受け入れられる魅力ある商品がたくさんあるのです。
地方の小さな会社が世界に挑戦するための国際法律事務所を
美しい石畳の残る町並みや活気ある商店街、おいしい果物や海の幸に惹かれたことも確かです。しかし、事務所を作る上で何よりも頭にあったのは、「長崎には海外でも十分に勝負できる魅力的な商品や世界中からツーリストが訪れる観光地としてのブランド力がある。それなのに世界で戦う企業がそれほど多く現れていない」という認識です。地方と大都市で違うのは、そのような隠れた実力のある企業がサポートを受けられる環境が整っているかどうかです。それなら自分が地方の中小企業をサポートする法律事務所を作ろう。そう考えて長崎で開業しました。
地方に事務所を置くことで、同じように地方にある中小企業のみなさまと同じ目線で世界に挑戦していきたい。「地方なのに」ではなく「地方だからこそ」の強みや魅力を持った中小企業が本当に使いやすい法律事務所を作っていこうという思いでいます。